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2026.1.7 Wed
ネオパークフォトコンテスト2025 受賞作品発表!
「ネオパークフォトコンテスト2025」へたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございます。
大変長らくお待たせいたしました。素晴らしい作品の中から選ばれた受賞作品を発表いたします。
なお本年度も 動物写真家の田井基文氏 に審査員長を務めていただきました。
KIDZOO展の開催にもご協力いただき心より感謝申し上げます。
【審査員長総評】
今年も本コンテストには、日常の一瞬を丁寧に見つめた作品から、動物たちの生き生きとした姿を大胆に切り取ったものまで、多彩な視点が集まりました。
いずれの作品にも共通して感じられたのは、被写体を単に「珍しい存在」としてではなく、同じ時間と空間を共有する存在として捉えようとするまなざしです。
その姿勢があればこそ、写真一枚一枚から過度な演出を感じさせない自然な物語が立ち上がってきます。
各章に選ばれた作品はいずれも、技術的な完成度に加え、その場でしか生まれ得ない関係性や空気感を的確に写し取っていました。
動物同士のつながり、人と動物との距離、あるいは家族で過ごす時間の中に潜む小さな発見̶̶そうしたものが、見る者に静かな余韻を残します。
写真は、特別な瞬間だけでなく、ごく当たり前の営みの中にも確かな価値があることを教えてくれるメディアです。本コンテストを通じて、毎年その魅力を改めて実感しています。
来場者それぞれの視点が重なり合うことで、この場所の多層的な表情が浮かび上がっています。
来年も、皆さんの自由で柔軟なまなざしによって、ここでの時間がさまざまな形で記録されていくことを、心から楽しみにしています。2026年のコンテストでまたお会いしましょう。
審査員長 田井基文
〇審査員長が選ぶ金賞
A.T 様の作品

【講評】ペッカリーの群れが一斉に地面へと鼻先を向け、何かを探すように歩みを進める瞬間が的確に捉えられています。成獣と幼獣とで異なる体格や毛並みが自然なリズムを生み、画面全体に奥行きと安定感を与えていますね。
決して派手な動きのある場面ではありませんが、足並みの揃ったその姿からは、群れで生きる動物ならではの安心感や日常の営みが静かに伝わってきます。
観る者に物語を押し付けることなく、ただ「そこにあった時間」を誠実に切り取った一枚として、高く評価しました。
審査員長 田井基文
◯審査員長が選ぶ銀賞
青野 愛美 様の作品

【講評】ナマケモノが逆さまにぶら下がり、大きく口を開けたその一瞬を、迷いなく切り取った点がまず印象に残ります。動きのある姿勢でありながら、顔の表情や毛並みの質感までが的確に描写されており、被写体への距離感の近さが伝わってきますね。
鉄棒状の構造物が画面に直線的なリズム を与える一方で、柔らかな体の曲線がそれに応えるように配置され、構図としても非常にバランス の取れた一枚となっています。
どこか無邪気で、少しユーモラスでもあるこの表情は、日常の中の一瞬だからこそ生まれたものなのでしょう。動物の持つ身体能力と個性、その両方が素直に表現されていますね。
審査員長 田井基文
◯審査員長が選ぶ銅賞
儀間 奈穂美 様の作品

【講評】見た瞬間、まず思わず頬が緩みました。こちらをまっすぐに見つめ、少し舌を出したその一瞬の 表情を見事に写し取っていますね。
広角気味の画角によって鼻先が強調され、カピバラの愛嬌ある造形がより際立つ一方、背景は柔らかく整理されており、視線が自然と主役へと導かれます。
足元に敷かれた青草からは、飼育環境や日常の暮らしぶりもさりげなく伝わってきます。決定的 な瞬間を逃さず、楽しさと親しみを素直に表現した点が印象的で、観る人の記憶に残る一枚として評価しました。
審査員長 田井基文
◯審査員長が選ぶ今年の家族で大賞
西平 美月 様の作品

【講評】小さな手の先にとまる鳥と、それを見つめる子どものまなざし。この写真の核心は、驚き、怖さ、純粋な好奇心、そして喜びが混在する、モデルの表情でしょう。
明るく柔らかな光の中で、 人と生きものが自然に向き合う姿は、ネオパークが大切にしてきた「共生」のテーマのもとに提供される出会いの場としての価値を象徴しているようです。
家族の記憶として、そして未来へとつながる原体験の一場面として、まさに本賞にふさわしい一枚だと感じました
審査員長 田井基文
〇ネオパークオキナワ園長が選ぶ園長賞
Atsushi Kogirima 様の作品

【講評】仲良しのカメさん。ひとの世界も平和に。
ネオパーク園長 宮里好一
〇ネオパークオキナワ飼育員が選ぶフラミンゴ賞
飯野 隆宏 様の作品

【講評】ベニイロフラミンゴの特徴である鮮やかな体色が美しい1枚です。
水面に映る1本足で立つ姿が、フラミンゴらしさを際立たせていますね。
普段は群れで生活しますが1羽で映るこのフラミンゴの表情から様々な背景を思い浮かべることができ、素敵だなと感じました。
フラミンゴ飼育担当者
〇ネオパークオキナワ飼育員が選ぶクビワペッカリー賞
M.G 様の作品

【講評】生まれたばかりのクビワペッカリーのこども。
この体の色合いは約1~2か月後には消え、大人と同じ色へ変化します。
わずかな期間でしか見ることが出来ない、小さいながらに力強く生きている姿をおさめた素敵な1枚です。
クビワペッカリー飼育担当者
○ネオパークオキナワ飼育員が選ぶ家族で賞
上野 将臣 様の作品
R.K 様の作品
E.T 様の作品
C.U 様の作品
T.G 様の作品
@mine_camprider 様の作品
仲里 颯真 様の作品
A.T 様の作品
@tonbo.photo 様の作品
@hisui0413 様の作品

【フォトコンテスト担当者講評】
多くの方々のご協力により、今年も無事フォトコンテストを開催することが出来ました。応募される方からもたくさんのコメントをいただき、大変励みになっております。
ご家族での楽しいひと時、新たな発見、美しい自然と動物たちの魅力がひしひしと伝わり、皆さんの思い出を一緒に覗かせてもらえているようなこの感覚はとても楽しく新鮮です。ありがとうございます。
受賞された皆様おめでとうございます!
今後も素敵な作品たちと出会える事を楽しみにしております。次回のフォトコンテストもどうぞよろしくお願いいたします。